つる枯病と考えられます。
最初に茎の地際部が変色しますが、気が付かないでいると、急に葉がしおれて枯れてしまいます。多湿で発生しやすく、残念ですが、葉がしおれてからの回復は見込めません。
<原因>
梅雨で長雨が続くと発生しやすくなります。雨による土の跳ね上がりなども原因になります。
<対策>
・プランター栽培の場合は雨のかからないところで栽培し、地植え栽培の場合も畝を高くしたり、ビニールマルチを張ったり、雨よけトンネルをかけて栽培し、できる限り多湿や土の跳ね上がりを防ぎます。
・適正な農薬を、適切に使用します。予防を重点に行います。登録農薬(「トップジンM水和剤」、「GFワイドヒッター顆粒水和剤」などの定期的(6月以降に7~10日間隔)な散布、病患部に塗る「トップジンMペースト」など)
※農薬の登録状況はデータ記載時のものです。ご使用時に必ず最新の登録状況や使用方法をご確認ください。
そのほか、過湿による根傷みや、草勢不足での着果負担などの可能性も考えらえます。