＜原因＞
　・花の中の雌しべが先に成熟し、数日遅れて雄しべから花粉が出ます。花数が少ないと雌しべと雄しべの成熟時期が合わず、実が付きません。
　・自分の花粉では実が付かない（自家不親和性）品種の場合は、その品種だけを栽培しても実が付きません。なお、自分の花粉で実が付く（自家親和性）品種も多くあります。

＜対策＞
　・雄しべから花粉が出てきたら、その花粉を他の花の成熟した雌しべの先端につける人工授粉を行います。あるいは、先に咲いた雄しべの花粉を冷蔵庫で保存しておき、後から咲いた花の雌しべに人工授粉を行います。
　・異なる2品種を栽培して、品種間の人工授粉を行います。