鉢底ネットを敷くことで水はけが悪くなり、根傷みのために生育が悪くなることがあるからです。
<詳細説明>
培養土は適度に湿っていると粘り気があり、粒子がお互いにくっつき合って、大量に流出することはありません。逆に、乾燥しているとサラサラの砂のように大量に流出してしまいます。とは言え、湿っていても多少の流出は起こります。そこで、培養土が流れ出ないことを最優先にするのであれば、鉢底ネットを敷くことは非常に効果な方法です。
しかし、鉢底ネットを敷くことで水はけが悪くなり、根傷みのために生育が悪くなるという事例が発生したため、一般的には培養土流出防止よりも根痛みを防ぐことを優先し、ポリポットに鉢底ネットは不要とされています。また、鉢底ネットを敷く労力を考えると少しの流出には目をつむるという考えもあるようです。
なお、大きめの鉢であれば、鉢底ネットの上に鉢底石を数センチ入れることで培養土流出と根痛みの両方を防ぐことが可能ですが、ポリポットの場合は鉢底石を入れることで培養土量がかなり少なくなってしまうため、現実的な方法ではありません。
ポリポットの構造を改良して、培養土流出と根痛みを軽減できる商品(例えば、当社商品「Yポット」など)がいくつか販売されておりますので、そのような商品の利用も選択肢の一つです。