<原因>
・気温が低い(約15℃以下)と、花粉が出ない、出ても活性が悪い、訪花昆虫が少なく受粉不良となります。
・気温が高い(約30℃以上)と、花粉が出ない、出ても活性が悪く受粉不良となります。
・窒素肥料が効き過ぎると落花することがあります。
・ハウス栽培では風が当たらないため、花粉がこぼれず受粉できないためです。
<対策>
・気温を約15~30℃の範囲内で管理します。
・気温を上記範囲に管理できない場合は、ホルモン(トマトトーン)処理をして着果させます。
・元肥を控えて、生育を見ながら追肥を行い、窒素過多にならないようにします。
・振動を与えて花粉をふるい落とします。家庭菜園ではトマトの支柱を軽くたたくだけでも受粉がよくなります。