葉の変色の原因として、根傷み、日焼け、ハダニの害が原因と考えられます。
■根傷みの原因が過湿や乾燥の場合
対策としては、鉢や地植えしている土の表面にマルチ※1をすることをおすすめします。
■日焼けの原因が真夏の強い日差しの場合
特に梅雨時期に、急に晴天になると日焼けを起こすことがあります。
対策として、梅雨明け後から8月いっぱい、半日陰または午前中のみ日が当たる場所に移動するか、寒冷紗※2で日よけをします。
半日陰への移動や寒冷紗を使うことが難しい場合は、植物が環境に慣れるのを待ちます。
■ハダニは真夏の高温で乾燥している時期に多発します。
対策として、朝夕に植物全体と葉裏にもたっぷり水をかけて予防します。
適正な農薬を、適切に使用します。
※1 マルチ…植物の株元の土の表面をシートやワラなどで覆うこと。過湿や過度な乾燥を防ぎ、生育環境を安定させる効果があります。
※2 寒冷紗…植物を覆う被覆資材で化学繊維を網目状に織った薄い布のこと。夏の高温や強光を防ぐ遮光の目的のほか、防寒・防風・防乾・防虫用などに使用されます。