＜原因＞
・窒素肥料が多く、つるばかりが伸びる「つるボケ」になっている
・ミツバチやハナアブなどの虫が飛んでいないため、自然交配ができていない
・低温で花粉が出ていない
・花粉が雨にぬれて授粉できなかった
・開花前の日照不足により花が小さく、花粉が少なかった
・高温で花粉の発芽力が低下した

 

＜対策＞
・元肥を控え、着果を確認してから追肥します。
・授粉は、開花当時は晴天で、開花前の夜温は12℃以上なので、低温が予想される場合は、前日の夕方早めにビニールや不織布などのトンネルで保温したり、当日咲きそうな雄花を前日に室内（約20℃）に採取しておき、その花粉を利用します。
・翌日雨が予想される場合は、当日咲きそうな雄花を前日に室内（約20℃）に採取しておき、その花粉を利用します。
・密植により葉が混み合うと、日照不足につながるので、株間を広めにします。
・高温期は朝8時までに人工授粉をします。