• No : 1179
  • 公開日時 : 2022/01/20 15:38
  • 更新日時 : 2023/12/22 15:00
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【ニンジン】高温期に発芽がよくない原因と対策を教えてください。

回答

<原因>
■高温
 ニンジンの発芽適温は15~25℃です。35℃以上の高温では極端に発芽が悪くなることがあります。
■乾燥
 高温期は水分の蒸発が早く、吸水したタネが乾燥してしまうと発芽不良になります。
 
<対策>
温度及び水の管理が最大のポイントとなります。
好光性種子ですが、覆土は薄く(5mmくらい)行い、発芽するまでは土壌を乾燥させないように注意します。
 
・ タネまき前に水やりをする場合
畑準備前にたっぷり水をやり、耕耘できるくらいまで湿度が下がったら畑準備をし、タネまき・水やりをします。その後は乾燥具合を見て、夕方に少量多回数で水やりをしますが、表土が固まってきたらこまめに砕きます。
 
・タネまき後に水やりをする場合
からからに乾いた畑にタネまきをし、直後にたっぷりと水やりをする必要がある場合は、タネまき・水やりは夕方に行なうのが理想です。朝や昼間の水やりは地表面がすぐに乾燥してしまうことと高温多湿条件が続くのでおすすめしません。
その後の日照りと高温で、表土から2cmくらい掘った辺りが乾いてきたら、それがタネまき後2、3日目であれば夕方に軽く水やりをし、4日目あたりの夕方にたっぷりと水やりをします。それがタネまき後4日目くらいであれば、夕方にたっぷりと水やりをします。すると、5~7日目くらいに発芽します。
発芽後に日照りと高温が続き、表土から10~15cmくらい掘った辺りが乾いていたら、夕方にたっぷりと水やりを行ないます。水やりで表土が固まってきたら、都度こまめに砕きます。
 
 

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