「しなび」の可能性が考えられます。
<原因>
・収穫遅れ
過熟になると糖分がでんぷんへ変化し、水分が少なくなることで粒がへこみます。
・栽培ストレス
草勢の弱さや根傷み、極端な乾燥、倒伏など。近年は異常気象の影響が強いです。
<対策>
・ストレスのない管理
草勢の維持、極端な乾燥・倒伏・根傷みのない管理を行います。
特に雄穂が見えてからは、極端に乾燥しないように注意します。
・絹糸抽出~収穫までの積算温度の管理
作付品種の積算温度から収穫適期を予測します。
積算温度は、一日の平均気温の積算、あるいは、最低と最高温度の平均値の積算で算出できます。
絹糸抽出から収穫までの積算温度は、品種により異なりますが、おおむね約450~520℃です。
・収穫適期前の試しどり
積算温度による計算上の収穫適期の3~5日前に試しどりをします。
穂の中の粒は、中央部から充実し始め、次いで基部側、最後に先端部が充実します。このため、先端部
の粒の充実状況を確認することで、雌穂全体のおおよその熟度を推定できます。