<原因>
白い品種に黄色い品種の花粉がかかると黄色くなります。
実に影響が出るキセニアという現象です。
<対策>
・2品種の栽培距離を取る方法
風媒花なので、花粉がかからないようにするには200m以上離す必要があります。(なお、100m、400m、2㎞以上などさまざまな説があります。)
・2品種の栽培時期をずらす方法
タネまき時期を、3~4月まきでは1カ月、5月まきでは2週間以上あける必要があります。
※ナスやカボチャなどは、違う品種の花粉がかかっても、実は雌親の性質を引き継ぐので問題ありませんが、実の中のタネは花粉の影響を受けています。トウモロコシはタネが収穫物なので、花粉の影響を受けます。色以外にも、スイートコーンに飼料用コーンやポップコーンの花粉がかかると味が低下するので注意が必要です。