• No : 1062
  • 公開日時 : 2022/01/17 12:52
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【トウモロコシ】白い品種と黄色い品種を一緒に栽培すると白い品種に黄色が混ざってしまう原因と対策を教えてください。

回答

<原因>
 白い品種に黄色い品種の花粉がかかると黄色くなります。
 実に影響が出るキセニアという現象です。

<対策>
・2品種の栽培距離を取る方法
 風媒花なので、花粉がかからないようにするには200m以上離す必要があります。(なお、100m、400m、2㎞以上などさまざまな説があります。)
・2品種の栽培時期をずらす方法
 タネまき時期を、3~4月まきでは1カ月、5月まきでは2週間以上あける必要があります。

※ナスやカボチャなどは、違う品種の花粉がかかっても、実は雌親の性質を引き継ぐので問題ありませんが、実の中のタネは花粉の影響を受けています。トウモロコシはタネが収穫物なので、花粉の影響を受けます。色以外にも、スイートコーンに飼料用コーンやポップコーンの花粉がかかると味が低下するので注意が必要です。
 
 

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