トウモロコシの天敵ともいえる「アワノメイガ」は、主に6月から7月にかけて成虫が飛来し、葉の裏に卵を産み付け、かえった幼虫が葉だけでなく実を食害し、茎にも入り込み生育を悪くしてしまいます。
■対策方法
幼虫は最初に雄穂に入り込むため、雄穂の出始め時期にしっかり対策方法をします。
・登録農薬を利用
適正な農薬を、適切に使用します。
使用の目安は、雄穂の出始めた時とその後、約7日間隔で2~3回です。
・薬剤を利用しない防除
日頃からよく観察して、雄穂に糞を見つけたら中にいる幼虫を捕殺します。
授粉が済んだ雄花は、切り取り畑の外に持ち出して処分します。
収穫の終わった株は速やかに片づけます。