収穫の目安は、開花後の積算温度(一日 の平均気温の積算、あるいは、最低と最高温度の平均値の積算)で予測できます。
目安は以下の通りです。
| 種類 |
積算温度 |
収穫目安 |
| 大玉スイカ |
1000~1100℃ |
平均気温25℃で開花後40~44日 |
| 小玉スイカ |
850~900℃ |
平均気温25℃で開花後34~36日 |
※収穫までの日数は、低温期は長くなり、高温期は短くなります。
※「くろたん」は、一般的な小玉スイカよりも晩生の品種なので、平均気温25℃で開花後40~45日を収穫目安とします。
■ 外観から判断する目安は、以下の通りです。
・実の付いている節から出た巻きひげが完全に枯れる。
・実を手のひらでたたくと鈍い音がする(高い音の場合は未熟)。
・花落ち部分が少しへこみ、その周に張りが出てくる。
・実の付け根の産毛がほぼ無くなる。
※外観や音での判断は難しいので、開花後の日数(積算温度)と、巻きひげの枯れ具合で判断するのが一般的です。
小玉スイカの皮の薄い品種は収穫適期が短く、適期を過ぎると割れやすくなります。
予定日数が近くなったら、できるだけ毎日観察して収穫適期を見極めます。