ハボタンの発芽適温は20℃前後のため、日陰の涼しい環境でタネまきをします。
タネまきのコツは以下のとおりです。
・発芽するまでは遮光ネットを使用したり、日陰で管理します。
発芽後は日に当てて徒長しないように注意します。
・夕方にタネをまく
日中より気温が下がっているので、発芽しやすくなります。
・バーミキュライトで5~8mm程度覆土する
バーミキュライトには断熱効果があるので、日中の暑さを避けることができ、気化熱によって温度を下げる効果もあります。
・タネをまいたトレー(育苗箱やセルトレーなどの容器)の下の風通しをよくする
タネをまいたトレーは、直接地面に置かず台などで持ち上げて、下を風が通るようにすると、気化熱でいくらか温度が下がります。特に夜温の低下は発芽後、根の伸長がよくなります。
・清潔な土を使い、水やりに注意する
発芽後、気温が高く立枯病が出やすいので、清潔な土を使い水やりに注意します。
なお、発芽後は日に当てて徒長しないように注意します。