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  • 公開日時 : 2022/01/14 17:13
  • 更新日時 : 2025/02/28 17:01
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【アジサイ】青いアジサイを庭植えしたら、花が赤紫色になりました。原因と対策を教えてください。

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回答

<原因>
・アジサイは土壌中から吸収できるアルミニウムの量によって花の色が変化します。
・植え付けた土が弱酸性~中性ですと、アルミニウムが溶けやすいため、本来青い花の色が赤紫になってしまいます。
 コンクリートブロックの近くなどに植えると、セメントの原料の影響を受け、土壌がアルカリ性に傾きやすいとされています。

<対策>
・酸性土壌で青い花になりますので、青いアジサイは酸性土壌に植え付けます。pH5~5.5が好適です。
・庭に植えて赤紫色になった場合、土壌酸度がpH6~6.5くらいの可能性が高いです。酸度無調整のピートモス、鹿沼土など酸性の土壌改良材や肥料を施して改良します。市販されている「青アジサイ専用肥料」も土を酸性にする効果があります。ただし庭植えではアジサイの根が伸びる範囲の土をすべて改良することが難しいため、元の綺麗な青色にはなりにくいです。


<鉢植えの場合>
・未調整のピートモス(酸性)+赤玉土や鹿沼土(=火山灰土でアルミニウムが多い)を配合した用土に植えます。pH5~5.5が好適です。
・硫酸アルミニウム(=ミョウバン)を希釈し液肥として施用すると効果があるとされています。

<赤色の品種をよく発色させるには>
・庭植えは、植え付け前に苦土石灰を施して、pH6~6.5となるように酸度調整を行います。
・鉢植えでは、アルミニウムを含まない人工土(バーミキュライト、パーライト)+酸度調整済みのピートモスを配合した用土に植えます。pH6~6.5が好適です。
・より高pH(=アルカリ性)だと鉄欠乏が発生するので、苦土石灰の過剰に注意が必要です。