• No : 3810
  • 公開日時 : 2024/10/02 11:52
  • 更新日時 : 2024/10/02 11:58
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【スイカ】実がいびつに変形してしまう原因と対策を教えてください。

回答

<原因と対策>
楕円(だえん)形(長果)や偏平(へんぺい)形はこちら
・生育途中で落果した場合、残った実が変形になることがあります。
・草勢が強すぎて着果困難な状態で無理やり着果させた場合、実が変形になることがあります。
・親づるに着果した実は変形果になることがあり、特に親づるだけに着果した場合は大玉で変形果になりやすいです。親づるを摘心して子づるに着果させることをおすすめします。
・着果数が少ないと変形果になりやすいです。
大玉スイカの場合は、子づる3本仕立て1株1果収穫、もしくは子づる4本仕立て1株2果収穫。小玉スイカの場合は、子づる4本仕立て1株3~4果収穫をおすすめします。
・窒素過多で草勢が強いと実の形が変形することがあり、上記の条件が重なるとより変形しやすくなります。
・大玉スイカの場合、接地面がへこんでしまうことがあります。
実がソフトボール大になったころに、正座させます。
・形成始めの子房が変形することにより、肥大してからも変形が残ります。
子房が形成され始める雌花開花20日前ごろに低温、光不足などの不良条件にならないようにします。
・収穫が遅れると、肩が張ります。

 

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