「水泡症」という生理障害です。
障害部分は茶色く傷んでくる可能性がありますが、下記の対策により今後の生育には大きな影響が出ないことがほとんどです。まれに障害部分から菌類(カビなど)が侵入し「灰色かび病」が発病することがありますが、その場合は、過湿にならないように風通しをよくし、念のため適正な農薬を適切に使用します。
■「水泡症」の原因と対策
原因 |
対策 |
|---|---|
| 低温 | 温度が不足している場合は加温します。特に夜温の低下に注意します。 |
| 多湿や乾湿の大きな差 | 乾湿の波を減らし、循環扇利用や鉢の間隔を広げるなどして、風通しをよくします。 |
| 室内LED照明や紫外線カットフィルム利用などによる紫外線不足 | 自然光に当てると今後は正常な葉が展開してくると考えられます。 |
(注)接木苗の場合、接ぎ木後の養生時に高湿度・弱光下で管理することになります。そのため、接木苗は「水泡症」の発症が見られるケースが多くあります。発症した苗は、養生後の適正な環境での育苗管理により、その後は正常な葉が展開します。
