実が赤く熟したらタネとりは可能ですが、一般的には発芽適温になる翌春にとりまきします。熟して柔らかくなった実をつぶして、大粒のタネを取り出し、よく水洗いをします。小粒の赤玉土など、清潔で保排水のよい用土にタネをまきます。タネをよくみると根が出るところがわかりますので、そこを下にしてわずかに隠れる程度の深さに、タネを押し込みます。発芽までは用土が乾かないように保ちます。15℃～20℃の温度を保つと、1～1カ月半で発芽します。タネまきから花が咲くまで、4～5年かかります。