<原因>
コナジラミ類の成虫と考えられます。
成虫と幼虫に葉などが吸汁されて生育が衰える他、排泄物などにカビが発生し、葉や実が汚れる害を起こします(すす病)。
<対策>
・網目の細かなネットで侵入を防ぎます。
・適正な農薬を、適切に使用します。
・既に発生してしまっている葉や実については、農薬散布時に洗い流せることもあります。収穫間際で農薬散布できない場合は、草勢などを考慮して、可能であれば葉を摘み取って除去します。実は拭き取ることになりますが、完全にはきれいにならないかもしれません。
・収穫終了後に、蒸し込み処理をします。
1.植物体を引き抜くか、根元から切断して、施設内に寝かせます。
2.施設を密閉します。
3.施設内を高温(約40℃以上)が5~10日続くようにします。
4.植物体を処分します。
※高温期の晴天時は、高温で施設内設備が傷むことがありますので注意が必要です。