＜原因＞
チャノホコリダニの被害と考えられます。
小さい虫なので見つけにくく被害が出てから気付くことが多いです。葉に寄生すると葉が細く変形したり、新芽が萎縮して伸びなくなります。花梗、ヘタに寄生すると薄茶色にほこりをかぶったようになります。いったん症状が発生した部分は治りませんが、症状は表面だけなので、実の内部は食べられます。

 

 

＜対策＞
　・適正な農薬を、適切に使用します。
　・ダニ類は薬剤抵抗性が付きやすいので、同じ種類を連続して使用せず、成分の異なる薬剤をローテーションして使用します。
　・乾燥がダニの増殖を助長するため、水を切らなさないよう注意します。
　・ダニは乾燥を好みます。雨の当たらないベランダで栽培する場合や梅雨明け後に乾燥が続く場合は、夕方に葉の表裏を流すように数日おきに水をかけると被害が徐々に減ります。