「亀裂褐変症」と呼ばれている病気です。根の表面に多様な種類の亀裂をもたらす病害や症状群の総称ですが、症状ごとに「横じま症」、「円形褐斑症」、「肌あれ症」などと呼ばれることもあります。
<原因>
菌類(カビなど)による場合もありますが、原因が特定できない場合もあります。
<対策>
・高畝にする、排水溝を作る、など畑の水はけをよくします。
・日当たり、風通しのよい場所で栽培します。
・発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ廃棄し、感染源を除去・減少させます。
・発病した畑は、完熟堆肥などの投入で土壌の団粒構造化を促し、水はけと水持ちのよい土壌への改善を図ります。
・適正な農薬を適切に使用しますが、ひどい場合は、土壌消毒を考慮に入れる必要があります。