食べられるかどうかについては、基本的には莢の中のマメがきれいなら食べられる、汚なければ食べられないという判断になります。
<原因と対策>
■莢の外観・茎葉が黒変している場合
①えそモザイク病
・発病株は速やかに抜き取り圃場外へ廃棄し、感染源を除去・減少させます。
・連作を避けます。
・マルチを利用し、泥跳ねを防止します。
②生育不良(肥料不足、根傷みなど)
・肥料切れや窒素過多にならないような肥料管理をします。
・過度な水やりなどの過湿を避けます。
①②ともに、ある程度成長してから黒く変色した場合は、中のマメは問題ないことがほとんどです。
しかし、生育初期だと中のマメが肥大しなかったり腐っていることがあります。
■莢は健全で、中のマメだけが黒変している場合
「シミ症(石灰欠乏症)」の可能性があります。
■莢の外観は健全で、中の綿が黒変し軟化している場合
「ホウ素欠乏症」の可能性があります。