ショウガの発芽適温は25~30℃なので、春に早く植えてもなかなか芽が出ません。 早めに葉や茎を成長させて、十分な生育期間を確保するための芽出し処理を行います。
■芽出しの方法
①発芽適温に近い温度と、適当な水分を与えることがポイントです。
②発泡スチロールの箱に市販の培養土などを入れます。
③水分は土を軽く握って崩れない程度にし、多過ぎないように気を付けます。
④タネショウガが隠れる程度に埋め込み、ポリシートで覆います。
⑤昼間は外で日に当て、夜は家の中の暖かい場所に置きます。
⑥芽の部分が白く盛り上がってきたら芽の数を確認します。
⑦芽が2、3芽付くように分割して植え付けます。
⑧畑にはあらかじめマルチを張って地温を高めておきます。
⑨植えた後もトンネルで保温すると生育が促進します。