サトイモの保存適温は室内の常温(12~13℃。最低温度は6℃)です。
■少量の場合
①イモを掘り上げた後、子イモは親イモから外して切り口と表面に付いた土を乾燥させます。
②新聞紙に包んで、空気穴を開けた発泡スチロールの箱に入れます。
③屋内の温度変化の少ない場所で保管します。
④保存中に傷口から病原菌が入って腐ることがありますので定期的に確認します。
■大量の場合(関東以西の温暖地の場合)
①30~40cmの深さの溝を掘ります。
②イモは茎をできるだけ短く切り詰めます。
③掘り上げたまま親イモから子イモ、孫イモを外さず茎の切り口を下向きにして埋め込みます。
④イモの上をわらや不織布で覆い、その上に土を5~10cmの厚さでかぶせ、1、2週間置きます。
⑤気温が下がってきたら、さらに15cmほど土を盛り上げ、雨よけにビニールシートなどで覆います。
イモの固まりは2段程度まで積めますが、3段以上積む場合は溝をもっと深くします。
寒冷地の場合は、室内での保管をおすすめいたします。