クレマチスの花は、タイプが3つありそれぞれ選定方法が異なります。
●「今年伸びた枝に咲く」新枝咲きタイプ
●「昨年伸びた枝に咲く」旧枝咲きタイプ
●「そのいずれの枝にも咲く」新旧両枝咲きタイプ
品種名が分からない場合は、まず今年は花後に花首を切る程度の弱剪定をしておき、花芽の付き方をよく観察して、次年に剪定方法を決めてください。
新しい枝に花が咲く新枝咲きタイプは花が7~8割咲いたら、思い切って全体の1/3程度残して剪定すると2番花、3番花が楽しめる品種があります。冬の剪定は2月ごろ、充実した枝のみ地際から枝の2~3節を残して枯れた枝を切る強剪定をします。
古い枝に咲く旧枝咲きタイプは、花後に花首を切る程度の弱剪定にします。冬の剪定は2月ごろ、枯れた細い枝や芽吹きの弱い古い枝を取り除きます。
新旧両方の枝に咲くタイプは、どちらの剪定もできます。