種類 | 説明 |
化成肥料 | 鉱物などを原料として化学的に合成され、植物の三大要素の窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)のうち2要素以上、多くは3要素を含み、成分が%で表示されています。多くは速効性ですが、コーティングにより緩効性としたものもあります。 |
配合肥料 | 植物の三大要素のうち2要素以上、多くは3要素を含み、成分が%で表示されている点は化成肥料と同じですが、原料に有機質肥料を含んでいる場合もあり、化学的に合成しておらず混合しただけのものです。速効性、緩効性があります。 |
有機質肥料 | 植物性または動物性由来の原料で作られていて、土の中で微生物に分解されるため、効き目は緩やかですが持続性が高いことが特徴です。油粕や骨粉などを原料として発酵させたものと、原料のまま未発酵のものがあります。発酵済みの肥料はやや速効性もあり、使いやすくなっています。未発酵の有機質肥料は土壌中で分解する際に熱やガスを出して根を傷めることがあるので注意が必要です。 |
単肥 |
1つの要素だけの肥料を単肥といいます。
窒素肥料として硫安や尿素、リン酸肥料として過リン酸石灰、熔成りん肥(ようりん)、カリ肥料として硫酸カリなどがあります。速効性のものが多いですが、熔成りん肥は緩効性です。
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