<原因>
灰色かび病、ハダニ類などの虫害、農薬などによる薬害などが原因と考えられます。
<対策>
■灰色かび病の対策
・湿気が多く風通しの悪いところで発病しやすく、低温で多湿になると多発します。
・湿度を好むので水のやり過ぎに注意し、風通しをよくして栽培します。
・枯れた部分にも病原菌が残っているので、なるべく取り除きます。
・発病初期の斑点を確認したら、適正な農薬を適切に使用します。
・「灰色かび病」対策におすすめの農薬は
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※典型的な症状は、以下の通りです。
・茎葉が溶けるように腐り、さらに病気が進行すると灰色のカビに覆われます。
・花では初め、花弁に水滴がにじんだような跡がつき、色の付いた花では白い斑点が多数生じます。
・病気が進行すると花が褐色になり腐ってきて、やがて灰色のカビに覆われます。
■ハダニ類の対策
・見つけたら適正な農薬を適切に使用します。
・「ハダニ類」対策におすすめの農薬は
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※ハダニ類は真夏の高温で乾燥している時期に多発します。
・雨の当たらない軒下やベランダでは葉に水をかけることで発生を軽減できます。
・葉が常に濡れていると病気が発生しますので葉水のやりすぎに注意します。
■農薬の薬害の対策
・農薬を使用する際は、適正な農薬を、適切に使用します。
・農薬の散布は、早朝もしくは夕方の涼しい時間に行います。日中暑い時間に行うと薬害が発生することがあります。