「網果(あみか)」や「網入り果」と呼ばれる生理障害と考えられます。
<原因>
乾燥とその後の急な水やりにより、実を付ける生殖成長と茎葉を伸ばす栄養成長のバランスが崩れて、順調に実が肥大しなかったためです。これは高温期に発生しやすい原因ですが、反対に低温期に果実のゼリー部分が増え、壁が薄くなることで同様の障害が発生することもあります。
<対策>
水やりを定期的に行い、土壌の水分を安定させることで、上段の着果では発生を抑えることができます。
また、低温期は日中の保温、花・実に日光を当てて温めることで発生を抑えることができます。
なお、「網果(あみか)」になった実は治りません。