「水分」「温度」「酸素」の条件が整うと発芽します。植物によっては「光線」の有無が影響します。
■水分
タネは水分を得て初めて発芽します。乾燥はもちろん、水分が多すぎても発芽しません。
■温度
発芽適温は植物によって異なります。地温を発芽適温に保つと最も発芽しますが、現実的には最高気温と最低気温の範囲に発芽適温が入っているとタネまき適期と判断します。一部、昼と夜の地温の温度差をつける(変温)管理をする方がよく発芽する植物もあります。
■酸素
タネは吸水すると呼吸を始めます。雨や水のやりすぎなどによる窒息に気を付けます。
■光線
植物によって、光線で発芽が促進されるもの(好光性)、抑制されるもの(嫌光性)、どちらにも影響されないものがあります。
・好光性種子:レタス、ミツバ、ゴボウ、セルリー、シソ、シュンギクなど
・嫌光性種子:ダイコン、ニラ、スイカ、カボチャなど