・風乾(キュアリング)
収穫した実は、貯蔵前に風乾(キュアリング)を7~10日行います。
風通しのよい直射日光の当たらない場所で、気温25℃前後、湿度70%前後の環境で、すのこやコンテナなどの上に積み重ねて管理します。
30℃以上での蒸し込み、あるいは15℃未満での管理、積み重ね過ぎ(4段以上)、地面に直接置くなどは貯蔵中の腐りの原因として考えられることとなります。
風乾(キュアリング)の目的は以下の2点です。
①果梗部や傷口をコルク化させて、病原菌の侵入や腐敗を防ぐ。
②実内部のでんぷんを糖化させ、食味を向上させる。
・貯蔵
気温10℃前後、湿度50~70%が最適で、扇風機などで保存室内の空気を循環させます。
冬至に向けての貯蔵では保温が必要です。