ウイルスによるモザイク病と考えられます。葉にモザイク症状や奇形が発生して生育不良になります。
<原因>
アブラムシなどの吸汁性害虫によって伝染します。
<対策>
・ウイルスによる病気は発生したら治りません。残念ですが発病した株は、別の株への感染を防ぐために、抜き取り、畑の外に持ち出し処分します。
・シルバーマルチを張って苗を植え付けます。アブラムシは銀色の反射光を嫌うので、飛来を軽減できます。
・アブラムシが感染源になるので発見したら適正な農薬を、適切に使用します。登録農薬(ベニカ水溶剤、マラソン乳剤、アーリーセーフなど)
・ハサミなどの刃物も感染源になるので、モザイク病の感染株に使用した刃物は消毒します。(刃物の消毒にはレンテミン液剤など)
※農薬の登録状況はデータ記載時のものです。ご使用時に必ず最新の登録状況や使用方法をご確認ください。