<原因>
昨年花が終わった後の肥料が不足したため、花後に分球した子球が開花サイズの大きさまで育たなかったのが原因と考えられます。
<対策>
十分な肥培管理をして開花サイズの大きさに育った球根を秋に植え替えをします。
・ 光合成で作られた養分が球根に行くようにできるだけ葉を枯らさないように管理します。
・ 葉が枯れるまで、窒素分が少なめの肥料を施します。
・ 初夏に葉が枯れてきたら、球根を掘り上げ、大小サイズ分けして日陰で風通しのよいところで保存します。
・ 秋に、肥料、完熟堆肥や腐葉土などを適量混和し肥料分に富んだ土に開花サイズの球根を植え付けます。
・ 小さい球根は一カ所にまとめて養成します。
窒素肥料が多過ぎると葉が茂り球根は肥大しますが、腐りやすくなります。