・地温が15℃以上になり、遅霜の心配がなくなったころが適期です。(関東温暖地では4月下旬~5月中旬ごろ)
植え付け数日前にマルチを張り、地温を上げて根の生育に適した地温(15℃以上)を確保すると根の活着がよくなります。
・植え付けに適した苗の大きさは本葉が8枚ぐらい、第1花房の第1花が開花するころです。
第1花房が見えない若苗で定植すると、窒素肥料の吸収が旺盛なため、樹ぼけ(過繁茂)になりやすく、着果や肥大が遅れたり、果形が悪くなります。
生育が進み過ぎた老化苗では窒素肥料の吸収が緩慢なため、活着が悪くなり、細茎・小葉などの生育不良を起こしやすくなります。
購入した苗が1番花房の見えない若苗の場合は、すぐには植え付けせず、一回り大きなポットに植え替え、日当たりがよい場所で、第1花房の1番花が開花するまで養生します。
・トマトは各花房が同じ方向に付くので、収穫しやすいように花房を通路側に向けて植え付けます。
・深植えにならないよう、ポット苗の土の表面を畝面と同じ高さに植え付け、周りの土で埋め戻し、十分に水やりをします。